2009/05/30

ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)

2009/05/01 19:53 Bukit Bingang Station over Jalan Sultan Ismail

KLモノレール(KL Monorail)のブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)駅は
サルタン・イスマイル通り(Jalan Sultan Ismail)の上にある。

交通量の多い片道3車線の道路の上を走るモノレールと、
交差点周辺の電飾看板の様子は、なんだか六本木交差点のようだ。

この交差点周辺には、ショッピングセンターが集中している。
(翌日、このあたりを散策して知ることになる)

東西に走るブキッ・ビンタン通り(Jalan Bukit Bintang)は、
この交差点から東側に高級店や5つ星ホテルが並び、
西側にレストラン、クラブ、マッサージ店などが並ぶ歓楽街の起点だ。




2009/05/01 19:54 The Intersection of Jalan Sultan Ismail and Jalan Bukit Bintang

歩行者用の信号は、赤の時間がとても長い。
だから、信号を律儀に守る人はあまりいない。
車が途切れるとすぐに道路を横断し始める。

一つ目の信号だけは青になるのを待っていたが、
二つ目からは現地の流儀に従うことにした。

ただし、問題がひとつ。
連れがいた場合、呼吸を合わせないと
一人が取り残されることになる。

2009/05/29

KLモノレール(KL MONORAIL)

2009/05/01 19:39 The Carriage of KL Monorail

勘違いしていったん駅に戻り、
改めてモノレールの改札口を探していたら、
コンコースの柱に周辺地図がかかっているのを見つけた。

それを見て、
駅と並行に走る道路の脇にモノレール駅があることを
改めて確認した。

工事中のフェンスで囲まれた土地を回りこまないと
道に出られなかったのだ。

改めて同じ道を辿り、さらに先に進むと街中の交差点に出た。
道を渡り右に100mほど行くと、
こじんまりしたモノレールの駅を見つけた。

ゆりかもめの台場駅のような建物を想像していたが、
左右ぎりぎりまでビルに挟まれて、ちょっと煤けた感じだ。

切符売り場で行き先を告げ、これも磁気カード式の切符を受け取り、
自動改札を抜けて階段を上ると、
階下とは対照的にすっきりしたホームに出た。

入線してきた車両も、現代的なデザインだ。



2009/05/01 19:40 KL Monorail is a Popular Means of Transportation for the Citizens

車内はきれいだ。

このKLモノレールは、2003年8月開通というから、できてまだ間もない。

だが、乗客の様子を見ていると
市民の足としてすっかり定着している実感がある。



2009/05/01 19:40 The Reusable Single Ticket

KLセントラル駅から、目的地のブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)まで
RM2.1(約61円)だった。
5つ先の駅まで、約15分の道のりでこの金額だから、
KLエクスプレスのRM35(約1,015円)は、
かなり割高に感じる。

何となく、
クアラルンプールの庶民にとっての物価が
掴めてきたような気がする。



2009/05/01 19:52 The Automated Ticket Gate at Bukit Bintang Station of KL Monorail

途中駅で乗ってくる人が多かったので結構込み合っていたが、
ブキッ・ビンタン駅で半数以上の乗客が降りた。
若い乗客が多い。

金曜日はイスラムの休日だから、
若者たちはクアラルンプールで最も賑わう繁華街に
繰り出そうというのだろう。

われわれも、彼らの後尾について地上に降りた。

2009/05/28

KLセントラル駅(KL Sentral Station)

2009/05/01 19:11 The Seenery from the Train Window; Shopping Centre by Japanese Capital

午後6時45分に出発した特急は、
日本の新幹線より静かで揺れも少ない。

森を抜け、開けた空き地を過ぎ、
しばらくすると新興住宅が現れはじめ、
徐々に街の様相を呈してきた。

きれいなビルが立ち並ぶ景色が窓外に広がる頃には
列車は速度を落としていて、
KLセントラル(KL Sentral)駅が近いことを窺わせた。

ふと見ると、見慣れたロゴマークが目に飛び込んできた。



2009/05/01 19:15 The Automated Ticket Gate at KL Sentral Station of KLIA Ekspres

ホームからエスカレーターを上がると、
180度後ろに改札口があった。

自動改札の遮蔽板はガラス張りで、近未来的なデザインだ。

改札口を出るとホールがあり、右手に出口がある。
市内の主要交通手段である高架鉄道のLRTとRapid KLへの
案内看板を頼りに、
細い通路を抜けると広いコンコースに出た。

どことなく横浜駅か静岡駅のコンコースに造りが似ている気がした。
宿泊するホテルの最寄り駅は
KLモノレールのブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)だが、
どこを探してもモノレールの改札口がない。
コンコースの中央にインフォメーションがあったので尋ねると、
駅を出て1階に下り、左へ真っ直ぐ行って通りを渡り、
右へ行ったところだと言う。

言われたとおり1階に下りると、
目の前に道路が左右に伸び、バスがひっきりなしに発着していた。

道路の向かい側が工事のフェンスで覆われているし、
頭上は庇のように道路が覆っているので、
暗いし、埃っぽいし、排気ガスがこもっている。
バスからは次々に乗客が乗り降りしているので、
狭い歩道は人で溢れていた。

空港や駅の整然としたきれいな雰囲気から一変してしまったので
面食らってしまった。

それなりの距離(とその時は思った)を歩いて
見通しのいい所まで行くと、高架鉄道が目に入った。

それがモノレールだと勘違いしてしまい、一度駅まで戻ってしまった。
  • 下の「場所:」をクリックしてGoogle Mapを開き、表示を拡大するとインフォメーションの女性が言っていた意味がわかります。

2009/05/27

KLIA Ekspres

2009/05/01 18:31 The Ticket Counter on the Platform of KLIA Ekspres

3人以上なら、KLIAエクスプレス(KLIA Ekspres)で行くより
タクシーの方が割安だが、1時間かかってしまう。
列車だと、ホテルまでKLセントラル(KL Central)駅で
乗り換えが必要だが、
タクシーならドア・トゥ・ドアで行ける。

クアラルンプールは電車やモノレールが充実している
と聞いていたので、利用してみることにした。

喉が渇いたので、電車に乗る前に
ローワー・レベル(到着フロア)にあった
"DELIFRANCE"という名のカフェで、アイス・ラテを頼んで休憩した。
レギュラー・サイズが1杯RM9.5(約280円)、
空港価格は日本と変わらない。

エスカレーターで降りると、そこはプラットホームだった。
どう見ても地下だったが、1階らしい。

チケット売り場には日本語の表示もあった。



2009/05/01 18:32 A Ticket Machine

自動券売機も置いてある。

チケットは磁気カードだ。
改札はなく、電車が来るとそのまま乗り込む。

KLIAエクスプレスは2002年に運行を開始したばかりの
新しい路線だ。
空港とKLセントラル駅を直結していて、途中駅には止まらない。

同じ路線を走るKLトランジット(KLtransit)は
途中3つの駅に停まる各駅停車だが、
KLセントラル駅までの料金は変わらない。
また、乗り場も違う。



2009/05/01 18:36 A Clean and Comfortable Carriage

新しい路線だけあって、車内はきれいだ。
ドアの脇には液晶モニターが据えつけてあり、
広告が流れている。

15分おきに運行しているので、すぐに乗れる。
飛行機が到着してからだいぶ時間が経っていて、
混み合う時間が過ぎていたせいか、車内はガラガラだった。

2009/05/26

クアラルンプール国際空港(KLIA)

2009/05/01 16:55 The Satelite of KLIA Main Terminal

『20世紀少年-第二章-以下略』のエンド・クレジットを見ている最中に
機内エンターテイメント終了のアナウンスが流れた。

7時間10分のフライトの間に映画1本見終わることができなかった。
途中、新聞を読んだり、おこづかい帳をつけたり、
ブログ用のメモを記入していたりして、結構忙しかったのだ。

午後4時38分、定刻より2分早く着陸、
午後4時45分、MH089はメインターミナルBサテライトに到着した。

マレーシアの空の新しい玄関、
クアラルンプール国際空港(略称;KLIA)は、
黒川記章が全体計画を設計、大成建設と竹中工務店が建設して
1998年にオープンした。
世界第2位の規模を誇る敷地総面積は、成田空港の10倍ある。
Wikipediaより

長大なサテライトはガラス張りで、すぐ外には緑が溢れていて目に優しい。

シンガポールのチャンギ空港も、至る所にランが植えられていた。
成田には鉢植えひとつ置いていない。



2009/05/01 17:48 A Left Luggage Office and a Cafe on Departure Level

マレーシア航空のサイトで事前にKLIAのフロアマップを調べて、
手荷物一時預かり所がアッパーレベル(出発フロア)にあることを
確かめておいたので、
出国審査と税関を抜けてから、
ガラス張りのエレベーターで上階にのぼった。

途中、迷ったり人に聞いたりしていたので、
チェックインカウンターの奥、ほぼどん詰まりの目的地に
辿り着いたときには1時間近くがたっていた。

手荷物は1日1個あたりRM20(マレーシアリンギット:RM1=約29円)。
ただし、預ける前にセキュリティ・チェックを受けておく必要がある。

そのことを教えてくれた窓口の女の子は、そばにいた男の子に
その場所まで案内するよう言ってくれた。




2009/05/01 17:56 A Good View from the Entrance of Departure Level

どうしてもタバコが吸いたかったので、
荷物を預け、両替を済ませてからいったん外に出た。

周囲は森と山しかない。
クアラルンプールの中心部から、
マレーシア航空のサイトでは75km、Wikipediaでは43km
離れているというから、かなりの田舎なのだろう。
(だが、どちらの主張が正しいのだろう?)



2009/05/01 18:05 Mercedes Taxies Had Waited Us at a Taxi Stand on Arrival Level

重い荷物を預けて身軽になったところで、
次はクアラルンプールのホテルまでの移動手段を
確保しなければならない。

空港から市内までは、鉄道、リムジンバス、タクシーの交通手段がある。

タクシーはクーポンをあらかじめ買ってから乗るので、
ボラれる心配はない。

KLekpres(KLエクスプレス)は、
空港ターミナル1階からKLセントラル駅を28分で結んでいる。
料金は片道RM35(約1,000円)だ。

リムジンバス(SKYBUS)は、メインターミナルから
バスで15分(RM1.5)のLCCターミナルから発着、
空港-市内間は75分だ(RM9.5)。

時間(28分VS90分)をとるか、
値段(RM35VSRM11)をとるか?
それとも、ラグジュアリーをとるか?

ローワー・レベル(到着フロア)の外では、
ベンツのタクシーが客待ちしていた。

2009/05/25

MHの機内食

2009/05/01 12:31 Fish was Available for the In-Flight Meal of MH089

飲み物を配ったあと、しばらく姿を消していたFAたちだったが、
正午前から動きが慌しくなった。
退屈な機内での最大イベント、食事の時間だ。

アケちゃん(嫁)は魚と白ワイン、オトさんはビーフと赤ワインを注文した。



2009/05/01 12:31 The Dish of Fish was a Grilled Salmon 

魚はサーモン、ごはんには錦糸玉子とグリーンピースが乗っている。
サトイモもついていて、完全に日本食テイストだ。



2009/05/01 12:31 Beef was Also Available

ビーフは甘辛の肉じゃがに近い味付けだった。
付け合せはかぼちゃとサトイモだ。



2009/05/01 12:31 "Soumen" Thin Wheat Noodles

素麺もついていた。
刻み海苔、麺つゆ、薬味のほか、わさびもついている。



2009/05/01 12:46 Ice Cream was Served for Dessert

トレイが下げられると、アイスクリームが配られた。
20年前に比べると、東南アジア系の航空会社の機内食は
グレードアップしている印象がある。

味は悪くなかったが、どちらがおいしかったか?
と問われれば、シンガポール航空(SQ)に軍配が上がる
と答えたい。
さらに、SQはエコノミーでも立派なメニューが配られたし、
FAの所作に、もてなしの気持ちをより強く感じた。

だが、去年9月に乗ったSQでは出なかった軽食(ツナサンド)が、
今回は午後3時過ぎ(日本時間)にでてきた。

2009/05/24

成田を発つ

2009/05/01 10:14 Boeing777-200(B772) of MH for KL

成田のセキュリティ・チェックでは、
アケちゃん(嫁)の機内持込手荷物の中にあった
消毒液が引っかかった。
買ったまま封を切っていない状態でビニール袋に入れてあったので、
150mlだったがOKだった。
(この消毒液は封を切らないまま帰りにマーレで没収されてしまった)

新型インフルエンザ対策で、マスクと一緒に前日に大急ぎで買い込んだ
ものだったが、結局使うことはなかった。

マレーシア航空MH089便は、予定通り10時ちょうどに搭乗を開始した。
機体はボーイング777-200。
窓側は2席、中央が5席、計9席のシート配列だった。

定刻の10時30分から2分遅れて、搭乗機はサテライトを離れた。




2009/05/01 11:43 6.5" LCD on Each Seat of B772

各シートには6.5インチの液晶モニターがつき、
オンデマンドで映画が楽しめるほか、ゲームもできる。

オトさんは、サービスが始まるとすぐに
『20世紀少年-第二章-最後の希望』を見た。
つい最近、レンタルDVDで『第一章:終わりの始まり』を見たばかり
だったから、最高のタイミングだ。

周囲を見回すと、満席の搭乗客のうち、
明らかに日本人とわかる乗客の6割から7割は
マスクをかけているが、外国人でマスクをしている人は皆無だ。

一応、オトさんも空港内ではかけていたが、
搭乗してからはずしてしまった。

2009/05/21

フラストレーションは溜まり続ける

2009/05/01 09:32 a Long Queue in Front of the Security Check on Departure Lobby

愛車アップルⅡ世号はエンジン警告灯を点灯させたまま
(不安と期待に反して)快調に走り続け、
成田の民間駐車場まで我々を運んでくれた。

駐車場のおじさんに、
預かってもらっている間に修理工場に引き取りに来させるからと
受け渡しを頼んだら、

成田市内に外車を扱える工場はないと言って断られてしまい、
以前あったベンツの事例を話してくれた。

契約工場に持ち込んだが部品がなかなか届かず、
いざ届いても、交換の手順を電話で問い合わせる始末で、
取り付けても故障は直らず、
結局都内のディーラーまでレッカーしたという。

民間駐車場は受付と保管場所と引渡しの場所がそれぞれ違うから、
引き継ぎの厄介を考えて面倒事を引き受けたくないんだな、
と裏読みしつつ、1万円札をちらつかせようかとも思ったが、
なんだか勿体ない気がしてやめておいた。

モルディブから戻ったときには修理が終わってわたしたちを待っている、
という車内で書いた2本目のシナリオはボツってしまった。

マイクロバスで空港まで送ってもらうと、
閑散とはいわないものの、
第2ターミナルの出発ロビーは比較的空いていた。

ところが、出発1時間前になると、
出国審査手前のセキュリティ・チェックでは長い行列ができていた。
いったい、どこから湧いてきたのだろう?



2009/05/01 09:56 PC Service Station There were No PCs

出発ゲート近くのPCステーションでブログの投稿をするつもりでいたが、
行ってみるとPCが撤去されていた。
自分のPCを使えということだろうか?
それにしてはLANケーブルがない。

去年、第1ターミナルではPCの利用は有料だった。
第2ターミナルにはPCさえ置いていない。

最近の成田空港のネットに対するサービスレベルは、
東南アジアのハブ空港に比べると明らかに見劣りしている。

どうも今朝から不満が溜まってしようがない。
気がついたら、目が覚めてから何も食べていなかった。

2009/05/20

超安全運転

2009/05/01 07:29 SHISUI Parking Aria on HIGASHI KANTO Expressway

エンジン警告灯が点きっ放しのまま、
愛車アップルⅡ世号は時速80キロでトロトロと
首都高速湾岸線を経て東関東自動車道を走った。

車内では、最悪の事態を想定したシュミレーションが進んでいた。

路肩に止めたら、まず非常電話で道路管制室に連絡し、
次にJAFとタクシーを呼ぶ。
アケちゃん(嫁)は先にタクシーで空港に向かい、予定通りに出発する。
オトさんはJAFで最寄のディーラーまで向かい、
修理の手配を済ませてから後を追う。
もし、予定の便に乗り遅れたら、直近の便で直接モルディブに入る。
(予定ではクアラルンプールに前泊することになっている)
この際、席が確保できれば航空会社はどこでも構わない。
ビジネスクラスまではいいとしよう。
(さすがにファーストクラスには手が出ない)
最悪、Handy Cruiseが出航してしまっていたら、
スピードボートをチャーターするか水上飛行機で追いかける。

どうだ!我ながら完璧な計画じゃないか。
追加で発生する費用については敢えて考えないことにした。

JAFとディーラーとタクシー会社の電話番号を確認し、
あとはエンジンが停止するのを待つばかりだったが、
気がついたら酒々井パーキングエリアに着いていた。

時刻は7時29分。
家を出てから1時間ちょっとしかたっていない。
出発便が出るまでまだ3時間ある。

だが、ここで2つ目のトラブルが。
持ってきたはずのお気に入りのジッポーが見当たらない。

家に忘れてきたのだろうか?
それともなくしてしまったのか?

自然の欲求には逆らえないので、
考えるのはあとにして、とりあえず車を降り、トイレに急行した。

トイレから出ると柱の脇に看板が立っているのが目に入った。
前回(昨年9月)立ち寄った時にはなかった筈だ。



2009/05/01 08:13 STARBUCKS COFFEE Opened on SHISUI PA at Dec. 2008

広場の奥に新しい建屋が立っている。
スタバよ、ここにもか。

喫煙者のオトさんとアケちゃん(嫁)にはもともと無縁のカフェだ。

リニューアルした木村屋ベーカリー喫茶コーナーで
コーヒーを飲みながら携帯でブログを更新し、
売店でライターを買い、
喫煙所でタバコを吸っていたら8時を大きく過ぎてしまった。



2009/05/01 08:15 Idiot Light of the Engine Hasn't Turned Off

あわてて車に戻り、乗り込もうとしたら、
運転席とドアの間の隙間にジッポーを見つけた。

不運の連鎖はこれで終焉したに違いない。
きっと、エンジン警告灯ももう点灯しないだろう・・・
という考えは甘かった。

余っていた時間を使い果たしてしまった我々には、
あとはひたすら目的地の民間駐車場まで
これ以上の災厄が降りかかってこないことを祈るのみだ。

2009/05/19

われわれは成田にたどり着けるのか?

2009/05/01 06:21 The Speedometer indicated Departure Time from home.

5月1日朝6時21分、オトさんとアケちゃん(嫁)は
3個の荷物と2つのバッグを愛車アップルⅡ世号に積み込み、
予定より6分遅れで我が家を出発した。

目指すのは成田空港手前の民間駐車場だ。

目的地はまたしてもモルディブ。
昨年9月にも乗船したHandy Cruiseでの
ダイビング・クルーズ(サファリ)が目的だ。

モルディブ人の富豪が所有するこの船は、
日本の旅行社の窓口はない。
船長の奥さんが日本人なので、彼女と親しい人が幹事というか
世話人になって、チャーターした。

サファリの行程は5月2日深夜乗船、9日夕方下船だ。
モルディブでは旅客機搭乗24時間前からダイビング禁止なので、
実際に潜るのは6日間になる。
合計18本のダイビング代と食事、水(ミネラルウォーター)は
チャーター代金に含まれている。

航空券の値段が全然違うので、今回は1日早く出発し、
クアラルンプールで1泊してからモルディブに入る旅程にした。

成田で搭乗するマレーシア航空MH089便の出発予定時刻は10時30分。
逆算すると、午前7時に我が家を出れば充分間に合う。
渋滞を避けるために30分のゆとりをみても、6時半に出れば楽勝だ。

だが、アケちゃん(嫁)は、ゴールデン・ウィークの渋滞が心配だから、
遅くとも6時には出たほうがいいと前の晩に言い出した。

渋滞があるとすれば5月2日の早朝から。
5月1日は、むしろ平日の朝の混雑の方が心配だと読んでいた
オトさんと意見が対立した。
我が家周辺の通勤による混雑は朝7時前から8時まで。
それさえ避ければ道はガラガラのはずだ。

結局、中をとって6時15分に家を出ることにして、
前の晩は朝5時に目覚ましをセットした。

早寝早起きのアケちゃん(嫁)は、毎朝この時刻に起きるので、
特別早起きという意識はない。




2009/05/01 06:37 a Information Sign for Traffic Jam for Centre

首都高速4号新宿線の上り車線は交通量こそそこそこあるものの、
まだ渋滞してはいない。

正面に見えるエンパイアステートビルそっくりのNTTドコモの本社ビルが
みるみる大きくなってくる。



2009/05/01 06:51 "Rainbow Bridge" on Metropolitan Expressway

レインボーブリッジ経由で湾岸道路に入るルートを
カーナビは指示していた。

指示通りの道筋をたどると、ガラガラだった。
よしよし賢いぞ、ナビ男くん。
家を出てからここまで30分。予測より早い。

だが、このとき愛車アップルⅡ世号は不調を訴えていた。
エンジン警告灯が点灯したままになったのだ。
2週間前に定期点検から帰ってきたばかりだというのに・・・。
出発時は確かに消えていたのだが。

点検から戻ると調子が悪くなる、というのは
ひとつ前に乗っていた同じ車種でも経験している。

外車の信頼性はまだまだ低いと言わざるを得ない。

などと他人目線で評論している場合ではないのだ。

2009/05/18

帰ってきました

2009/05/11 12:11 Her Majesty Ahametta Was Checking  a Unpacked Suitcase

モルディブでのHandy Cruiseによる2度目のサファリ・ツアーから帰国して
早や1週間がたった。

撮ってきた画像の整理もまだ途中だし、
ルート・マップの作成にもまだ手をつけていない。

でも、投稿を休み続けるのも気が引けるので、帰国翌日の画像をアップした。

写っている白い猫は我が家の大御台所天璋院篤姫ことアハメッタ。
今年17歳になった老猫だ。
今回の旅行の間、懇意にしている動物病院に預けていた。

成田から我が家に戻ったのが夜遅かったので、
翌日引き取ってきた。
キャリーケースから出すと、家中をチェックしてから
このスーツケースにしばらく納まっていた。

他にも、まだ5頭内猫がいる。
こちらは、近所に住む知り合いにキャット・シッターをお願いした。

留守中の猫6頭にかかった費用はン万円。
22型のハイビジョン液晶テレビが楽勝で手に入る金額だ。
サイパン3泊4日分とも言える。

そうか、
だから我が家ではブランド物にも新製品にも関心が向かないんだ。
ていうか、所得がすべて食べることと潜ることと猫に消えている。

と、今頃思い至ってどうする、オレ。

さて、さっそく、というかすでに、
9月の裏ゴールデン・ウィークのチャーターを押さえてある、
とのお誘いのメールが万年幹事から来た。

とりあえず、エアだけでも押さえておくか・・・