2009/08/31

マーレに到着

2009/05/09 14:50 Ferry Terminal on Male

マーレに到着した。
マーレのフェリー・ターミナルは島の北東端にある。

マーレには何度も来たことがあるが、
スーブニール・ショップが並ぶ
チャンダニー・マグ(Chandanee Magu)周辺ばかりだったので、
今回は島を東西に貫くマジディー・マグ(Majeedee Magu)より
南側を歩いてみたいと思っている。



2009/05/09 14:51 Many Campaign Posters for Cabinet

フェリー・ターミナルを出て、島を周回する
ボドゥタクルファヌ・マグ(Boduthakurufaanu Magu)に出ると、
まず選挙ポスターが目についた。

投票日のマーレを歩き回れるのはラッキーだ。
選挙の様子も眺めてみたい。

2009/08/30

フェリーに乗り込む

2009/05/09 14:24 People Who Have Boarded the Ferry

フェリーが到着した。
まず、乗客が降りてくる。
続いて、バイクを積んできた乗客が降りた。
乗り込むのは、バイクを積む客が先だ。
最後に待合室の扉が開き、乗客たちがぞろぞろと乗り込んでいく。
ここでも列を作ることはなかった。



2009/05/09 14:26 There Are About 100 Seats on the Ferry

少し大ぶりのドーニには4人がけのベンチが左右それぞれ12列
並んでいた。
およそ100人が乗れる計算だ。

席は7割がた埋まっていた。



2009/05/09 14:49 Some Passengers Have Ferried Their Motorcycles

バイクは、最後尾か中間のスペースに駐輪させていた。

フルレ空港とマーレを結ぶ乗り合いタクシー・ドーニが
ごく普通の造りで、乗ってから料金を払うのに対し、
こちらはいかにも定期船の体裁を整えていた。

2009/08/29

マーレ(Male)行きのフェリーを待つ

2009/05/09 14:17 A Bus

フェリー・ターミナルに戻ってまもなく、
敷地の外にあったバス停にバスが到着した。
かなりの人数が乗っていた。

彼らについて建物に入り、見よう見まねで切符売り場で切符を買った。
モルディブ人は列を作らないことにこの時気づいた。
切符売り場の窓口にたかって近くの人から順に買っている。
みな一様に無言で、ある意味整然としていて、
混沌の中に秩序があるといった雰囲気だ。

マーレまでは一人Rf5(ルフィア、約40円)だ。



2009/05/09 14:20 A Waiting Room for Ferry to Male

窓口で切符を買い、そのまま柵の中の待合室に進む。
柵の入り口には係員がいて、切符の半券をちぎってくれる。
建物の中はエアコンが効いていて涼しい。

フェリーは30分おきに出ているようだ。
時刻表によると、次は14時半だ。

2009/08/28

バス停と道路標識

2009/05/09 14:03 A Bus Stop of Hulhumale

バス停を見つけた。

選挙ポスターがベタベタ貼ってあるが、
投票日(5月9日)を過ぎたら、ちゃんときれいに剥がすんだろうか?
よく見ると、下のポスターを剥がした上に別の候補者のポスターが
貼ってある。

日本だったら、こんな場所に貼ること自体が違反だが、
他の候補者のポスターを剥がしても違反になる。



2009/05/09 14:09 A Sign for Street Name

居住区をひとまわりしたので、フェリー・ターミナルに戻ることにした。
このあとマーレ(Male)にも行くつもりなので、
午後2時をまわったところが頃合だろう。

帰りの交差点で、通りの名前を記した標識を見つけた。
HINGUNには、歩くとか行なう、先導するといった意味がある。
マーレの通りはMAGU(道)と呼ばれているが、
フルマーレ(Hulhumale)ではHINGUNというらしい。

BAGEECHAAとHUVANDHUMAAという単語も調べてみたところ、
BAGEECHAAは庭という意味だそうだ。
HUVANDHUMAAはジャスミンの花のことらしい。

2009/08/27

公共機関が集中している

2009/05/09 13:59 HDC Building

2階建てのテナントビルは、道路に面して4棟建っている。
その真ん中、少し奥まったところに4階建ての建物があった。
建物の入口にプレートがあり、入居しているテナントが載っている。

1階(Ground Floor)に警察と消防、展示会場
2階には裁判所、上下水道局、市役所の出張所、
STELCO(ってなんだ?)のフルマーレ事務所、
3階がWATANIYAテレコム(通信会社)のオフィス、
4階がフルマーレ開発公社のオフィス
が入っている、らしい。



2009/05/09 14:01 Bank and Stores

このHDCビル(HDCって何の略だ?)に向かって右側は
カフェや商店が並んでいたが、
左側は銀行やスーパーが入っていた。



 
2009/05/09 14:02 Post Office

2階には郵便局もあった。
人通りがあったのは前回紹介した(HDCビルに向かって右側)の一角で、
左側は閑散としている。

いずれにしても、
将来はこのあたりがフルマーレの中心街になるのだろう。
今は、道路の反対側は空き地だが・・・

そういえば、今はずいぶん立て込んできたお台場や有明がある
東京湾岸も、フジテレビが移転する前は広大な空き地だった。
フルマーレも、今後10年でどんどん発展していくのだろう。

そうした変化を注目してみたいという気に
思わずなってしまった。

追記:
STELCOのことが気になったのでググってみたところ、
カナダ、オンタリオに本拠を置く鉄鋼会社と、
モルディブ電力公社がヒットしました。
さらに調べたところ、モルディブ大使館のサイトの中に
記述がありました。

2009/08/26

フルマーレ(Hulhumale)の商店街

2009/05/09 13:53 A Barber's Shop

住宅棟の一角の向かい側(外洋側)には商店が並んでいた。
たまたま目に付いたのは床屋だった。
看板にTop Saloon-7と書いてあるから
最初は美容院だと思ったのだが、
ガラス越しに見える椅子に座っていたのは男性だった。



2009/05/09 13:57 A Shopping District

南側の一角は商店街だ。
ショッピング・モールと言っては語弊があるかもしれないが、
2階建てのテナント用ビルが道路に沿って建っている。
歩道も広く、今まで歩いてきた場所とは違い、賑わいも感じる。



2009/05/09 13:57 A Police Car

パトカーが通りかかった。
車道にいる男2人が写っているが、実は5、6人の若者が
駐車している車の脇にたむろしていた。
携帯電話で誰かと盛んに連絡をとっていたが、
恐らく、投票に関する話題だったのではないだろうか?

パトカーは彼らを警戒していたわけではなく、
たまたま通り過ぎただけのようだ。

2009/08/25

フルマーレ(Hulhumale)の住宅街

2009/05/09 13:50 Flats
ミスキー(モスク)のある一角と道路を挟んで反対側には
団地のように何棟か集合住宅が並んでいた。

フルマーレ(Hulhumale)の不動産事情はよく知らないが、
土地の私有は認められているのだろうか?

マーレ(Male)だと、自分の家が建っていた土地にビルを建てて
最上階に住み、下の階はアパートにしたおかげで所得が増え、
富裕層が増えたという話を聞いたことがある。



2009/05/09 13:52 The Outer Walls Were Painted Colourfully

そうしたマーレの私有のビルや建物の外壁は、ピンクやオリーブグリーンで
かわいくペイントされているものも多いが、
フルマーレでもカラフルな色合いの建物を見かけた。



2009/05/09 13:52 The Courtyard Between Flats

マーレと違うのは、道路が広いことと
緑が多いことだ。

住宅地に来ると、さすがに人の姿を頻繁に見かけるようになった。
子供と女性が多いが、男性の比率も多い。
仕事に行かなくていいのだろうか?

住宅街と呼べるのはこの1ブロックだけのようだ。
7棟の集合住宅、およそ200世帯弱しかないように見える。

2009/08/24

学校

2009/05/09 13:49 LALE Youth International School

ミスキーの向かいにはインターナショナル・スクールがあった。
確かモルディブは義務教育制度がない代わりに、
公立の教育機関は無料だったと聴いた記憶がある。

このインターナショナル・スクールは公立なのだろうか、
それとも私立なのだろうか?



2009/05/09 13:50 A Building Under Construction

ミスキーとインターナショナル・スクールに挟まれた
東西に延びる道路の一角に建築中のビルがあった。

整然とした街並みの中で、ここだけちょっと違和感があった。

さっきまで空き地しか目に入らなかったが、
この一角から急に建物が並んでいる。
人の姿もちらほら見かけるようになったが、
閑散としていてゴーストタウンのようだ。
たぶん、日差しがいちばん強い時間帯だから
人はあまり外に出ていないのだろう。
あるいは、このあたりは登下校とお祈りの時間だけ
賑わうのかもしれない。

2009/08/23

ミスキー(モスク)にたどり着く

2009/05/09 13:47 The Mosque

フェリー・ターミナルからおよそ10分で
ミスキー(Miskiy:モスク)のそばまでやってきた。

人気(ひとけ)のない中を歩いてきたので、
もっと時間がかかったような気がしたが
意外に近かった。

ミスキーのそばまで行ってみたが、撮影は遠慮した。



2009/05/09 13:48 Blocks of Flats

モスクの向こう側は住宅街だ。
4階建てのアパートが並んでいるが、
外壁がカラフルで、いかにも新興住宅地だ。

相変わらず人影はない。

2009/08/22

ミスキー(モスク)をめざす

2009/05/09 13:37 Election Posters for the Cabinet

直射日光を浴びながらディンギーで送ってもらったとき、
部屋からミネラル・ウォーターを持ってこなかったのを後悔した。
そこで、フェリー・ターミナルの待合室にあった売店で
ミネラル・ウォーターを買った。
1.5リットルのボトルがRF6(ルフィア)、約48円だった。

フェリー・ターミナルの脇は、緑濃いロータリーになっていて、
周回道路につながっている。

植樹と道路以外には何もない。
横断歩道の向こうには、選挙ポスターがあった。
5月9日はキャビネット(Cabinet:内閣)の選挙日だ。



2009/05/09 13:38 There Were No Cars At All

周回道路に出た。
人っ子ひとり、車1台、バイクさえ見ない。

フルマーレ(Hulhumale)に人が住み始めて
3年程度と聞いている。
島のほとんどはまだ空き地だそうだが、
計画的に居住区を定めていて、順次開発していくのだそうだ。

2007年5月にマンティリ(Manthiri)に乗船したとき、
途中で下船して水上飛行機でフルレ(Hulhule)に戻ってきたが、
その時上空から見たフルマーレは、
島の北東部にあるミスキー(モスク)の金色の丸屋根の
周辺だけに建物が建っていた。



2009/05/09 13:38 Surprisingly There Were Lots of Fresh Green

水上飛行機から見た光景の記憶だけを頼りに、
ミスキーの丸屋根を目印に歩いていく。
道はひたすら真っ直ぐだし、道路だけ先に作ってあるなら
きっと碁盤目のようになっているはずだから
迷う心配はないだろう。

幸い、歩道が整備されていて街路樹が影を作ってくれているので
炎天下を歩かずに済んだ。



2009/05/09 13:39 Vacant Lot

道路の左右には空き地が広がっている。
小砂利混じりの砂だが、砂利は石ではなくサンゴのようだ。

埋立地の規模で考えれば、
羽田空港だけで約7倍の広さをもつのだから
フルマーレは大したことはないのかもしれない。
だが、自分の足で歩いてみると、フルマーレは充分広い。
ここも、何年かたつと現在のマーレ(Male)のような
過密都市になるのだろうか?

2009/08/21

フルマーレ(Hulhumale)のフェリー乗り場

2009/05/09 13:33  Hulhumale Ferry Terminal to Male

昼食を済ませ、予定通り午後1時半にディンギーを出してもらい
目の前のフェリー・ターミナルまで送ってもらった。

以前から、フルマーレ(Hulhumale)を見てみたかったのだ。
聞くところによると、1時間足らずで歩いて回れるとのこと。

もちろん、人口増に対応するために作られた人工島で
観光施設は何もないが、
最新のモルディブ住宅事情を見てみたかったのだ。



2009/05/09 13:36 Hulhumale Ferry Terminal to Male

フェリー・ターミナルの脇にジェティがあり、
ディンギーはそこにつけてくれた。

ターミナルは屋根つきのプラット・フォームと
ガラス張りの待合室でできていた。



2009/05/09 13:36 Platform of Ferry Terminal

ちょっと漁港のような雰囲気だが、
もちろんそんなことはない。

マーレ(Male)行きのフェリーは30分に1本でているらしい。
料金は片道Rf5(ルフィア)だという。

フルレ(Hulhule:空港の島)とマーレを結ぶフェリーはRf10だ。
生活に密着した路線のほうが、距離は長くても料金は安い。



 
2009/05/09 13:37 The Waiting Room of Ferry Terminal

ターミナルの入り口から中を覗いてみたが、
閑散としていた。

ドーニが到着する前後は混むのだろう。

それにしても、地面からの照り返しが強くて
日なたにはとてもいられない。

2009/08/20

Liveaboard

2009/05/09 11:38 The Harbour of Hulhumale

フルマーレ(Hulhumale)のリーフは、
週末になるとサファリ・ボートでいっぱいになる。
その数は100を超えるというから、
モルディブのリゾートの数より多いということになる。

もちろん、ボート1艘が迎えられるゲストの数は
数人からせいぜい20人までだから、
モルディブを訪れる人のうちの数パーセントに過ぎないのだろうが、
ダイビングやサーフィンなどの目的を持っていれば、
滞在中いいポイントばかり巡ることができて
価格もリーズナブルと、いいこと尽くめだ。

サファリ・ボートというと
タオルとシーツの交換はよくて1日おき、
船室は狭くてバンク・ベッド、
食事も3日で飽きてしまう、といった
快適とはいいがたい環境が当たり前だったが、
ハンディ・クルーズのようなラグジュアリーなボートも増えてきている。

最近のモルディブのリゾートは高級化が著しいらしく
(部屋の広さが80平米あるとか、部屋ごとにバトラーがつくとか
レストランが5つも6つもあるとか)
贅沢を望めばきりがなくなっているようで、
それに比べればサファリ・ボートはまだまだかもしれないが、
サービスやアメニティについて我慢することは
ほとんどなくなってきたと言っていいような気がする。

2009/08/19

フラッグに寄せ書き

2009/05/09 11:28 Everyone Had Written the Messages to the Flags 

はまちゃんと郁江ちゃんが中心になって
日本を発つ前に用意していてくれた記念ダイブ用のフラッグに
みんなでメッセージを書き込んでいる。

前回(2008年9月)のHandy Cruiseサファリでガイドをしてくれた
アリ(Ari)と、以前別の船でアリと一緒にガイドをしていたのり子さんが
ディンギーに乗ってやってきた。
2人は結婚したという。
前回も乗船したメンバーが2人を取り囲んでお祝いした。

2009/08/18

朝食、一瞬だけ雷雨、パッキング

2009/05/09 08:10 The Last Breakfast of The Safari

サファリ最後の朝食。
パンケーキ、フレンチ・トースト、ロシとマスニ、
日本から持ってきたインスタント味噌汁、ジュース、ヨーグルト。
デザートはリンゴとオレンジを選んだ。

午前中にフルマーレに入港し、1日船の上で過ごし
夕方6時半に下船する予定だ。

オトさんとアケちゃん(嫁)は、午後いっぱいフルマーレとマーレを
歩き回ることにして、船長のフセイン(Hussain)に夕方5時半に
マーレのNo.1ジェティにドーニを回してもらうようお願いした。

北にあった雲が近づいてきた。
稲光と雷鳴が聞こえる。
まもなく風が北風に変わった。
急いで干してあった器材を取り込み、
そのままパッキングを始めた。
降り出した雨は10分でやんだ。

午前10時ちょうど、出発地のフルマーレのリーフに入港、
フェリー乗り場のそばに停泊した。

2009/08/17

虹と雨雲、新型インフルエンザ国内初感染者

2009/05/09 07:09 A Morning Rainbow

午前4時半にお開きになった後、
蒸し暑い部屋を避けてサン・デッキで横になっていたら
エンジンがかかる音で目が覚めた。
周囲はまだ真っ暗、時計を見るとまだ5時半だ。
6時過ぎにはアトールを出て外洋に出た。
水平線近くは雲がかかっていて、太陽は顔を出していない。

太陽が顔を出した午前7時過ぎ、西の空に大きな虹がかかった。



2009/05/09 07:11 There Were Nimbi and Squalls in the North

北側は厚い雲が覆い、あちこちでスコールが降っているのが見える。
幸い、風は南西から吹いているので
雨雲が近づく気配はない。

目覚めた午前2時は日本時間で午前6時だから、
結局時差ボケが全然解消していなかったことになる。

鶴パパの携帯に日本からメールが入った。
国内で初の新型(豚)インフルエンザの感染者が見つかったという。
帰国時の検疫での足止めが心配だ。

2009/08/16

アニバーサリー・ケーキ

2009/05/08 20:26 Anniversary Cakes for the Hundred Times Dives

食事が終わると、ケーキが2つ運ばれてきた。
サファリ後半で記念ダイブを迎えた人たちをまとめて祝福するケーキだ。
(前半で記念ダイブを迎えた人たちは当日か翌日にケーキがでてきた)

オトさんの1,111本、マリさんの200本、
通称"帝王"の400本、そしてみこさんの400本記念だ。




2009/05/08 20:33  A Performance by Nicknamed "MPS(Monarch of Pleasure-Seekers)"

ひょうきんな"帝王"は、ハゲヅラをかぶってパフォーマンス
してくれた。

このあと、気の合うグループに分かれて果てない飲み会に突入する。
そして、酔ったはまちゃんがみんなを誘って夜の海にジャンプ。
最初はメインデッキから。
テンションが上がってくるとブリッジ・デッキ、さらに最上階のサン・デッキ
と、ジャンプ台が高くなっていく。
わざわざ水着に着替え、ほとんどのゲストとガイドが入れ替わり立ち替わり
飛び込むものだから、船尾デッキは水浸しになってしまった。

オトさんはいったん部屋で仮眠をとった。
午前2時過ぎにダイニングに目が覚めて戻ると、
まだ7人が起きていたので飲み会に再度参加、
お開きは午前4時半だった。

2009/08/15

ラスト・ディナー

2009/05/08 19:24 Grilled Fish Was The Main Dish of Last Dinner

午後7時半少し前に声がかかり、
ゲスト全員がダイニングに集合した。
テーブルに描かれたハンマーヘッド・シャークとジンベエザメの絵には
みんなが感激して、
わざわざカメラを部屋に取りに戻る者も多かった。

メイン・ディッシュは魚のグリル。
しっかりした白身で癖のない味で、とても美味しかった。



2009/05/08 19:24 Close-Up of Mouth

誰に頼まれたか忘れてしまったが、
鋭い歯のアップをブログに載せて欲しいとリクエストされて撮った1枚。

やっと約束を果たすことができた。



2009/05/08 19:25 Typical Local Cooking: Bajiyaa(Left) and Gulha(Right)

チェーフィング・ディッシュに乗っている料理は、
船長のフセイン(Hussain)がプロデュースしたという
ヘディカ(Hedhikaa)。
ヘディカとは、モルディブの家庭やホタ(大衆食堂)で出される
ショート・イーツだ。
おかずにもなるし主食にもなるし、小腹が空いたときのおやつにもなる。


左はバジヤ(Bajiyaa)。
どこのホタ(Hotaa)でも置いてないところはないと言える
最も代表的なホタ。
ツナ、玉ねぎ、レモンなどをカレーで炒めた具を小麦粉の皮で巻いて
油で揚げてある。


右の丸いのはグラ(Gulha)という。
ツナやココナツの具を小麦粉の皮で巻いて揚げたもの。
これもカレー味。
辛さは中くらいのものから大辛までさまざま。
マーレのホタでは、フィッシュ・ボールと言っても通じる。



2009/05/08 19:25 Also Typical Cooking: Masroshi(Left) and Gulha(Right)


左にあるのはマスロシ(Masroshi)。
これも代表的なヘディカのひとつだ。
下にあるマスニ(Mashuni)をあらかじめロシ(Roshi)に巻いて
焼いたもの。

グラ(Gulha)
上にあるグラと中味は一緒だが、辛さが違った。



2009/05/08 19:25 Maldivian's Staple Food, Mashuni and Roshi

マスニ(Mashuni)は、ツナ、ココナツ、玉ねぎ、レモン、チリなどを
細かく刻んで炒めたもの。
右にあるロシ(Roshi)に包んで食す、リハ(Riha;カレー)と並ぶ
モルディブ人の主食だ。

ロシ(Roshi)
小麦粉に塩を少し混ぜて練り、薄く焼いたもの。
ちぎってリハ(カレー)と食べたり、マスニを巻いて食べる。
ごはん感覚の主食といえる。



2009/05/08 19:25 Maldivian's Soul Food: Garudhiya and Boiled Rice

そして、モルディブ人のソウル・フード、ガルディヤ(Garudhiya)。
モルディブに来たら一度は口にする観光客も多い、
というかオトさんは必ず食べる、と断言する。

要するにカツオの切り身が入ったスープだ。
ホタによっては玉ねぎやチリが入っていたりする。
これに現地人がライムと呼んでいる、スダチのような柑橘類
(フィリピンのカラマンシーと同じものとにらんでいる)
を絞って、ごはんを入れて雑炊のようにして食べる。
カツオの出汁とライムの酸味、それにピリッとした辛さが
さっぱりしていて、日本人好みだろう。

全体に量が少なめだったので、すべての皿がからっぽになり
ちょっと食べ足りなかったのが残念だ。

2009/08/14

ラスト・ディナーのテーブル・セッティング

2009/05/08 18:53 Last Dinner's Table Setting

夕食には少し早かったので、
バーでウィスキーを注文しようとダイニングに下りると
ディナー用のテーブル・セッティングが完了していた。

テーブルは2列にまとめられ、
白いクロスが敷いてある。

そしてテーブルいっぱいに絵が描かれていた。



2009/05/08 18:53 Hammerhead Shark Was Painted on the Starboard Side Table

スターボード(右舷)側のテーブルには
ピンクのハンマーヘッド・シャークの絵が
描かれていた。



2009/05/08 18:53 Whale Shark Was Painted on the Port Side Table

ポート(左舷)側のテーブルには、
青いジンベエザメが描かれている。



2009/05/08 18:54 These Paints Were Painted by Dyed Rice

絵は、米を染めたものを使って描かれていた。

昨夜のバーベキューで
浜辺に砂絵がなかった理由がわかった。

この演出のために、省いていたのだ。

2009/08/13

ジャグジ

2009/05/08 18:43 Enjoying Jacuzzi

マヤ・ティラでのダイブが、今回のサファリの締めくくりだった。
ドーニにエキジットして、いつものように器材をコンテナに入れておけば
スタッフが母船にあげて水洗いしてくれる。

サン・デッキで器材を干すのは自分の仕事だ。

停泊場所はマヤフシ(Maayafushi)があるリーフのそばだ。
昨年9月のサファリの際にも一晩過ごしたことがある。

だが、空模様がなんとなくおかしい。
あちこちに雨雲があって、その下がスコールで煙っている。
気になったのでサン・デッキではなく、
ブリッジ・デッキのサウナの中に器材を干すことにした。
もちろん、電源は切ってある。

サウナのすぐ前にあるジャグジでは、
3人が泡だらけになっていた。



2009/05/08 18:44 Showed off Their Legs

カメラを向けると、足を高く上げてポーズをとってくれた。
となりでは、飲兵衛グループが何本もワインを開けていた。

2009/08/12

マヤ・ティラ(Maaya Thila)

2009/05/08 16:29  キンセンフエダイの群れ A School of Bigeye Snapper

今回のサファリ最終ダイブはマヤ・ティラ(Maaya Thila)だ。
ティラの北から南へ向けて穏やかな流れがあったので、
北側からアプローチした。

われわれのチームのガイド、アハメッド(Ahamed)は、
ティラの外周を周回するつもりはないらしく、
ティラから少し離れたやや深場にある
岩の周辺で前半を費やした。

ポツンポツンといくつかの岩が点在するこのあたりでは、
ヨスジフエダイのほか、キンセンフエダイ、キビナゴ、ハナタカサゴ、
ハナダイの幼魚などの群れが幾重にも重なり、
魚影の濃さに圧倒されてしまった。

マヤ・ティラはホワイトチップ・シャークで名高いが、
今回は1頭見かけただけだった。


2009/05/08 16:34 スダレヤライイシモチ Wolf cardinalfish

水深-30mを越えるあたりでは、イソマグロ、スマガツオ、カツオ、
ツムブリ、カスミアジが行き交っていた。

イソバナ、ヤギに守られるように小魚も固まっていた。


深場にいた時間が長かったので、
水深-25mから-15mあたりにいた時間は短く、
ショート・ドロップオフのケーブはほとんどスルーした。



2009/05/08 16:57 ムレハタタテダイ False moorish idol

ティラのトップは水深-15mから-10mくらいなので、
後半のほとんどはここで過ごした。

カマスの群れがじっと留まっているのをじっくり観察する者、
タコを見つけて追いかける者と、
バディごとにばらけて好き勝手にのんびりしたあと、
南へ流されながら中層での安全停止に入り、
ラスト・ダイブを終えた。