2008/10/27

ご禁制

2008/09/20 22:03 at フルレ国際空港ターミナル滑走路側

タラップを降りて建物まで歩く時に目に入る
このアルファベットとターナ(Thaana)文字の電飾サインを見るたびに、
モルディブに『着いた』ではなく、『帰ってきた』と実感する。

初めてモルディブに来たのは1990年9月。
18年の間にモルディブも大きく変貌したが、
この佇(たたず)まいだけは変わっていない。

この日、シンガポール航空SQ452便が到着した20分後に出発する
マレーシア航空MH188便に友人夫婦が乗ると聞いていた。

我々がタラップを降りているとき、隣に駐機していたMH便は
ちょうど搭乗客がタラップを昇っているところだった。
友人夫妻に会えるのではと目を凝らしたが、
彼らを見つけることはできなかった。


2008/09/20 20:11 SQ452機内

シンガポールからマーレへ向かうSQ452便に搭乗すると、
離陸前に入出国カードが配られる。

裏面には、輸入禁止/制限品のリストが載っている。

麻薬および輸入禁止薬物、ポルノ、武器/火器/弾薬、化学薬品
というのは万国共通だろうが、
反イスラムなもの、宗教的な偶像、豚肉および豚肉製品、酒類、犬
というものはいかにもムスリム100%の国らしい。

十字架のネックレス、豚骨味のカップ麺などは
うっかり持ってきてしまいそうだ。

スピアガン(水中銃/銛)が持ち込み禁止なのは、
観光収入が外貨獲得の重要な役割を占めているこの国の
自然環境を大事にするお国柄が表れている。

サンゴ、ベッコウは自然物・加工品に限らず持出厳禁、
貝殻や砂などの自然物が持出禁止というのもユニークだ。

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