2009/03/22

ドーニがトラブる

2008/09/27 11:15 The Dhoani under repair at Hulhumale

船長が引っ張るバナナ・ボートに乗って嬌声をあげるゲストを
歓声を上げながらはやしていた頃、
母船に横付けしていたドーニでは、
クルーが緊迫した表情で作業をしていた。

母船からバッテリーや工具を運んでエンジンの具合を見ていたと思うと、
一人が水に入ってスクリューの様子を確かめ始めた。

昼食を終えてタバコを吸いに船尾のラウンジ・デッキに出てみると、
今度は舵をはずしている最中だった。

かつて、リゾートでガイドをしていた頃、
ダイビングの帰りにドーニのエンジンが止まってしまったことがあった。
ドーニ・キャプテンは30分足らずでトラブルの原因を見極め、
限られた工具とナイフだけで木を削って臨時の部品を作り、
小一時間で直してしまった。

そのときは、船を操る人たちが船の機構を熟知しているのに
感心したものだ。

午後はマーレまで行って買い物をする予定があるし、
夕方にはフルレ空港に送ってもらわなければならない。
それまでに直るだろうか?

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