2008/09/22 15:19 at Bathalaa Maagaa Kanthila on Ari Atoll
アリ・アトールの北西部にある
バタラ・アイランド・リゾート(Bathala Island Resort)の
南東にあるリーフがバタラ・マーガ(Bathalaa Maagaa)だ。
母船はこのリーフの内海側に停泊していた。
外海に通じるチャネルの北側には、
水中を北に伸びる細い尾根が突き出している。
ここがカンティラ(Kanthila)と呼ばれるポイントだ。
尾根の幅は約20m、ほぼ真北に向けて500mほどの長さがある。
3本目はここに潜った。
潜降を始めた地点ではほとんど感じなかったアゲインストの流れが、
尾根の先端に向かうにつれて徐々に強くなる。
今日は、ナイトも潜る予定なので水深を15~20mにキープしていると、
馬の背の上に出てしまった。
チャネルの外へのカレントを真横からまともに受ける形になり、
吐く泡は30°の角度で流れていく。
3チームのしんがりだったが、
途中で前のチームに追いついてしまった。
そのうち、前に進むことができなくなり、
やむを得ず死んだサンゴに指を引っ掛けて、
吹流し状態でその場にとどまった。
目の前をグレイリーフ・シャークやイソマグロが悠然と横切っていく。
2008/09/22 15:13 at Bathalaa Maagaa Kanthila on Ari Atoll
ずいぶんタフなダイビングになったなと思っていたら、
ガイドが合図を出したので、2グループ一緒に流れに乗って浮上を開始した。
尾根をあっという間に越え、ドロップオフが遠ざかっていく。
眼下を雄大な景色が流れていくのを見るのは、
ぞくっとするような快感がある。
2008/09/22 15:48 at Bathalaa Maagaa Kanthila on Ari Atoll
実は、これがアケちゃん(嫁)の400本目のダイブだった。
アケちゃん(嫁)に内緒で、安全停止中にみんなでお祝いをしようと、
通称鶴姫がタオルを1枚犠牲にして、
記念のフラッグを作ってくれていたのだが、
鶴姫のいた先頭チームと合流できず、
残った2チームでフラッグなしで記念撮影をした。
先にエキジットしていた鶴姫が、
ドーニの上からフラッグを広げてお祝いしてくれた。