2008/11/20

「ラマダン(Ramadan)」

2008/09/21 18:01 at Rasdhoo Madivaru on Rasdhoo Atoll

ダイビング初日の3本目を終えてシャワーを浴び、ビールを空けると、
見事な夕陽が目に飛び込んできた。

この日、ラスドゥー・マディバル(Rasdhoo Madivaru)には
ハンディ・クルーズのほかに3艘のサファリ・ボートが停泊していた。

厨房からは美味そうな香りが漂ってくる。



2008/09/21 18:14 at Handy Cruise メインデッキ スターン on Rasdhoo Madivaru

ゲストの夕食より一足早く、スタッフたちの夕食が始まった。

西暦2008年はイスラム暦(正確にはヒジュラ暦)1429年にあたる。
ヒジュラ暦の第9月をラマダン(Ramadan)と呼び、
ムスリムは、1ヶ月間(新月から次の新月まで)
日の出から日没まで断食(サウム-Saumu)する。

今年は、9月1日から30日までがラマダン月だ。

日中はタバコや水を含め、(敬虔なムスリムは唾さえ飲み込まない)
一切の飲食を断つが、
日が沈むと同時に翌朝まで宴会が続くという。

ラマダン月の日没は、だからムスリムにとっては
待ちに待った禁欲明けのときなのだ。

彼らが口にしているのはフレッシュ・ジュースとマスロシ(Mas Roshi)。
「マス」は『魚』、「ロシ」は『パン』のこと。
ツナ入りの「おやき」と言えば近いだろうか?
ツナはもちろんカレー味だ。

かつてリゾートで働いていた時、
ラマダン月の日没前になるとジェティのスピーカーから
コーランが流され、
異教徒のオトさんでさえどこか敬虔な気持ちになったものだが、
ここハンディl・クルーズではなぜかJ-Popが大音量でかかっていた。

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