2008/11/04

カジキ、マンタ、イトマキエイ

2008/09/21 08:12 at Lankan Mantapoint on North Male Atoll

サファリ初日、夜明けと共にボートのエンジンがうなり始めた。
ドーニは母船から離れ、一足先に出発する。
母船もアンカーを上げ、後を追うように移動を開始した。

エンジンの音で目を覚ましたのか、続々ゲストが起きてくる。

フルマーレのリーフを出ると、船は北に進路をとる。
モルディブで最初にオープンしたリゾートで、
20年前は最もラグジュアリー・リゾートとして名を馳せた
クルンバ・ビレッジ(ヴィハマナフシ)を左に、
かつてはクラブ・メッドだったクラブ・ファル(ファルコルフシ)を
右に見て、パラダイス・アイランド(ランカンフィノール)の南で
母船は錨を下ろした。

7時5分過ぎ、ブリーフィングがスタートした。

ブリーフィング後ドーニに乗り移り、エントリーポイントへ移動中、
カジキマグロが何度かジャンプするのが見えた。
幸先のいいスタートだ。



2008/09/21 07:53 at Lankan Mantapoint on North Male Atoll

マンタのクリーニング・ステーションの北で潜降し、
ゆるやかなカレントに乗って南に向けて泳いでいくと、
すでに2枚のマンタが回っていた。

間もなく3枚が加わり、5枚のマンタが頭上を行き交う。

およそ30分間、5枚のマンタはステーションに留まり続け、
何度となく旋回を繰り返してくれた。

このポイントには数十回潜っているが、
これだけ長時間マンタが居続けたのは初めてだ。

やはり幸先がいい。



2008/09/21 07:56 at Lankan Mantapoint on North Male Atoll

途中から別のグループが加わり、40人近いダイバーが
一箇所に固まる形になったが、
それでもマンタは去ろうとしなかった。

ふと、ダイバーの動きが変わったのに気づいて彼らの視線を追うと
イトマキエイの群れが通り過ぎていくところだった。

いつもなら、マンタが去ってから南へ下り、
ケーブを過ぎてからカメを見にリーフに上がるコースをとるのだが、
時間いっぱいマンタを眺めてから浮上した。

最初の1本で幸運を使い果たしてしまったのではないかと不安になるほど
3本分の満足度が得られたダイブだった。

2 件のコメント:

  1. 勝手知ったるコース、という感じですが、何度も潜っているポイントなんですか?

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  2. >高Gさん
    もう18年も前のことですが、
    ガイド時代によく潜りに来ていました。
    その後も北マーレのリゾートに泊まると(バンドスが多かったです)、一度は来ていました。

    ガイド時代のお気に入りポイントは、こことバナナリーフ、スモールマギリ、オコベティラ、ナシモティラなどです。

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