2008/11/22

ハンマーヘッド・シャーク

2008/09/22 05:58 at Rasdhoo Madivaru on Rasdhoo Atoll

ツアー3日目、ダイビング2日目の夜が明けた。
前夜は宴会を中座したとはいえ就寝は午後11時を回っていたが、
時差ボケのせいで、午前5時前には目が覚めてしまった。

真っ暗なダイニングでコーヒーを注ぎ、後部デッキで本を読んでいると
続々とゲストが起きてきた。
昨夜のうちに、1本目はハンマーヘッド・シャーク狙いの早朝ダイビングなので、
通常より早く午前6時からブリーフィングを行なうと伝えられていた。
みんな、昨夜遅くまで起きていたようだが寝坊した者はいなかった。

ブリーフィングが始まる直前、日が昇り始めた。
雲量は1、快晴を予感させる空だ。



2008/09/22 06:36 at Rasdhoo Madivaru on Rasdhoo Atoll

昨日の3本目に潜ったのと同じラスドゥー・マディバルでエントリー。
昨日はリーフ沿いにドリフトしたが、
ハンマーヘッドは沖の深場で見られるので、
沖に向かい水深25mの中層をキープする。

潜降を開始して約10分後、ガイドのダイビング・ベルがけたたましく鳴った。
指差すほうを見るとかなり深いところに、群れがいた。
6頭は数えたが、もう少しいたかもしれない。

水深40mまでは追ったが、それ以上はやめておいた。
さらに深くまで追った他のダイバーとはぐれないよう、
彼らが吐くエアーを追う。
ハンマーヘッドが姿を消したのか、泡の動きが止まり、真下から立ち昇ってくる。
こんなに多量の泡に囲まれたのは初めての体験だった。

しかし、何もいない中層をハンマーヘッドを求めてひたすら泳ぐというのは
完全なギャンブル・ダイブだ。



2008/09/22 06:57 at Rasdhoo Madivaru on Rasdhoo Atoll

ハンマーを見終えて間もなく、浮上にはいった。
10分ほどかけて水深5mまで浮上し、安全停止にはいる。

何もいない真っ青な水中に、突然ツムブリらしき群れが現れた。

ハンマーヘッドに遭遇できたのも、ツムブリに会えたのもラッキーだった。

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