2009/07/23

ムラク・カンドゥ(Mulaku Kandu)

2009/05/05 15:56 A School of Barracuda

3本目を終えると、母船はすぐにヴァタルラ(Vattarurah)を後にした。
南隣のミーム・アトール(Meemu Atoll)、またの名を
ムラク・アトール(Mulaku Atoll)までは40分ほどで着いてしまった。

午後1時半過ぎから昼食だったが、
バウ(船首)で食休みをしているうちに
船がチャネルに入り、錨を下ろしてしまった。
次のブリーフィングは午後3時半とホワイト・ボードに書いてあった。
慌しく移動していたのは何のためだったのだろう?
もちろん、われわれは移動中も船の上で
のんびり時間を潰していただけだったが。

今回乗船したゲストは皆、ミーム・アトールは初めてだ。
この日4本目のダイビングはアトール北端のチャネル、
ムラク・カンドゥ(Mulaku Kandu)で潜った。
(ガイドはムラー・カンドゥ(Mulhah Kandu)と紹介していたが、
ここではTim Godfrey著の"Dive Maldives"の表記に従った)

チャネル越え(横断)が楽しいポイントらしいが、
潮が外へ向かっていたため、チャネルの角で戻るコースをとった。
コーナーのやや深場でバラクーダやサメが見られるという。

水深-30mあたりで待っていると、確かにバラクーダがやってきた。
かなりゆったりとわれわれの前を横切っていく。

じっと動かずにいたつもりだったが、
やっぱり近くで見たい気持ちと、外への流れに押される形で
じりじりと前へ出て行く。
気がつけば-36mを越えていた。
恐らく、先頭にいたガイドたちは皆-40mを越えていただろう。

デコンプレッションを出したくなかったので、
ガイドを置いて水深-26mまで引き返したせいで
納得のいく写真が撮れなかった。
・・・ということにしておく。

それにしても今回のガイドは3人とも
モルディブのレギュレーションに無頓着だ。
前回は、ガイドを無視して深場まで突進するダイバーが何人かいたが、
今回はガイドが-30mを平気で越えていく。

(確かに深場のほうがおもしろいのだが・・・)



2009/05/05 16:18 Pink Anemonefish

というわけで、これは浅場に戻る途中で撮った1枚。
INONの外付けストロボに少し慣れてきたかな?という雰囲気の写真だ。
正直、モルディブではどこにでもいるハナビラクマノミは
被写体としてはあまりテンションが上がらないが、
練習にはうってつけの対象だ。



2009/05/05 16:19 Bluelind Snapper

そして、これもどこかで見たことのある類の写真。
と思ったら、先述した"Dive Maldives"の表紙そっくりじゃないか・・・
(魚がむこう向きな分、こちらの写真の方がダサいが)

マーレから遠く離れているせいか、
海中はまだ荒らされていない印象がある。
全体に魚影が濃い。



2009/05/05 16:34 It was the "Oyabin" 's 777th Dive

ぎりぎりデコンプレッションを出さずに浅場まで戻り、
安全停止に入ってから、通称オヤビンの777本をお祝いした。

夕食後、彼女はデッキから夜の海にジャンプさせられることになる。

2 件のコメント:

  1. オトさん深場が好きなのですか?

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  2. いえ、決してそんなわけでは・・・(汗)
    ブリーフィングでは必ず30mより深いところには行くな、
    デコンプレッションはだすなと言っているガイドですが、
    見所が深場だと(特にアハメッドは)平気で40m越えしちゃうんですよね。
    だから、ダイコンから目が離せません。

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