2009/08/04

レヒ・リーフ(Rehi Reef)

2009/05/07 15:55 Whitetip Reef Shark

メイン・デッキの船尾側にある出入り口の脇にかかっている
ホワイト・ボードに書いてあったブリーフィングの時刻どおり、
午後3時ぴったりに次のダイビングのブリーフィングが始まった。

ポイントはディガ・ティラ(Digga Thila)と告げられたが、
Tim Godfrey著 "Dive Maldives 3rd Edition"によると、
ディガ・ティラというポイント名は見当たらなかった。
地図を見ると、西南西9kmほど離れたところに
ディグ・ティラ(Dhigu Thila)という場所があるが、
東西に長細いリーフなのでこれから潜る場所とは
まったく違うポイントだ。

ここでは、前述の本に従い、レヒ・リーフ(Rehi Reef)
呼ぶことにする。
リゾートやガイドによってポイントの呼び名が違うことはよくある
ので、このブログでは公に出版されて認知度が高いと思われる
名称を採用している。

ティラ(Thila)のトップは-5m。
-22mまではほぼ垂直の壁で、オーバーハングや
ケーブが続いている。
-22m以深はエダサンゴが点在する砂地のゆるやかなスロープだ。

ログ・ブックを見ると、潜降開始は15時26分と書いてある。
ブリーフィングはいつも5分以内に終わるので、
20分間空白の時間があるのだが、何があったのか記憶がない。

ドーニはティラ(Thila)の北側ショート・ドロップオフにとまり、
そこでエントリーした。
潜降2分後には砂地のスロープでシャッターを切っている。

ツバメウオ、イエローバック・フュージラー、イソマグロを
目撃したと書いてあるが、やはり記憶がない。

われわれのチームはティラを反時計回りに回ったと書いてある。
佐藤さん(Satar)とジアード(Giadho)率いるA・Bチームは
時計回りに回っているので、
つくづくアハメッド(Ahamed)と佐藤さん(Satar)は
気が合わないようだ。

ティラの南側に回り込んだところで、
やや深場を泳いでいるグレイ・リーフ・シャークと、
岩陰で休んでいるホワイトチップ・シャークを見た。



2009/05/07 16:08 Fry in the Cave

ダイビング終盤に近づき、徐々に深度をあげていくと、
ケーブの中に稚魚が群れているところがあった。

雲のようなかたまりが、まるでひとつの意志をもっているように
動き回る姿は、どこの海で見ても感動してしまう。

かつてモルディブでは、どこで潜ってもこうした風景が
雨期を通して見られたが、
最近は限られたポイントでしか見られないのが残念だ。



2009/05/07 16:10 Hard Coral on the Thila

リーフに上がると、一面サンゴで埋め尽くされていた。
海水温が異常上昇した1998年以降、
サンゴのダメージが目立つが、ここは以前と変わらぬ美しさを
保ってくれていた。

安全停止にはいる前からの稚魚とテーブルサンゴの印象が強くて、
このダイビングの前半については記憶がまったく欠落してしまっている。

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