2008/09/23 14:33 Whale Shark at Ari Beach Beyru on Ari Atoll
サファリ3日目の2本目のダイブを終え、ほぼ正午にドーニは母船に戻った。
午後はアリ環礁(Ari Atoll)南東部の海岸線でジンベエザメ・ウオッチングを
予定しているので、ドーニから3点セットを持って母船に乗り移った。
シャワーを浴びている間に母船は錨を上げ、エンジン音をうならせて南に
向けて走り出した。
昼食が終わり、船尾のラウンジ・デッキでまったりしていると
突然船室内の照明が消え、エアコンが止まってしまった。
ジェネレーターが故障したという。
船は構わず南への航海を続けている。
それまで環礁の内海を進んでいた母船が、島と島のチャネルを抜けて
外洋側に転進した。
ジンベエザメの出没する海域に達した合図だ。
サンデッキに上がると、チーフ・ガイドのアリ(Ari)をはじめ、
シラージ(Shiragi)とアーチ(Archi)がすでにジンベエ・サーチを始めていた。
いつの間にかゲストがみな甲板にそろい、一緒に海面を見つめている。
2008/09/23 14:36 Whale Shark at Ari Beach Beyru on Ari Atoll
この海域でのジンベエ・ウオッチングは、
長い海岸線に沿って船を往復させながらジンベエザメを探し、
見つけたらドーニかディンギーでそばまで寄り、
スノーケリングで近くまで寄るという手順をとる。
午後2時をまわった頃、一度シラージ(Shiragi)がジンベエザメを発見したが、
ディンギーを出そうと準備している間に見失ってしまった。
10分後、再び見つけたとの合図で、みんな大慌てでディンギーに乗り込んだ。
リーフ・エッジにいたジンベエザメを
我々が両側から挟み撃ちで浅場に追い込む形になってしまったが、
最後はうまく深場に戻って行ってくれた。
2008/09/23 14:42 Handy Cruise at Ari Beach Beyru on Ari Atoll
正味たった10分ほどのジンベエ・ウオッチングだったが、
ゲスト全員が間近で見ることができ、
大満足のいっときだった。
何度見ても、その大きさと優美な動きには体が震えるような感動がある。
2008/09/23 14:43 Handy Cruise at Ari Beach Beyru on Ari Atoll
思わず笑顔でハイタッチを交わしてしまうのは、
ポイントに着いた早々ジンベエザメに出会えたことが
幸運だと、みんな知っているからだ。
ジェネレーターの故障がまだ直らないため、
このあと予定を繰り上げてこの海域をスクーバで流したが、
再度目撃することは叶わなかった。
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