2008/12/04

「ナイト・ダイブ」

2008/09/22 19:00 at Maaya Thila on Ari Atoll

3本目を終え、バナナ・ケーキとキル・サ(ミルクティ)で小腹を満たしていた
午後4時30分、母船が移動を始めた。
30分足らずでナイト・ダイビングのポイント、
マヤ・ティラ(Maaya Thila)のそばに着き、そこで停泊した。

ビールをグッと我慢して、キル・サを何杯もおかわりしながら、
船尾にぶら下がったバナナで口とお腹をごまかしていた。

日が沈み、薄暮に覆われた午後6時15分から
待っていたブリーフィングが始まった。

クルー達が船尾のラウンジ・デッキで
朝食(ラマダン中なので日没直後が最初の食事)を摂っているので、
ブリーフィングはダイニングの一角で行われた。

まだあたりがほのかに明るいうちに、ドーニは母船から離れたが、
ポイントが見つからない。
水深6mにある直径80mほどの平らなリーフなので、
暗くなると水面からは見分けがつかなくなってしまうのだ。

ドーニのキャプテンがGPSを見ながら探し回ること30分、
とっぷりと日が暮れた午後7時直前、やっとエントリーした。

ホワイトチップ・シャークとカメで有名なマヤ・ティラだが、
評判にたがわず、リーフトップから南側の斜面に下りて早々
2頭のカメに遭遇した。

少し深場にライトを向けると、ホワイトチップ・シャークが
何度も悠然と横切っていく。

ナイト・ダイビングは昼間とは違ったスリルがあるが、
地形や生物の居場所を把握している潜り慣れたポイントでないと
面白さが半減してしまう。

このポイントは2度目だったが、地形が記憶に残っていないので
自分がどこにいるのか把握できず、
前についていくことに気をとられて、じっくりフィッシュウォッチング
できなかった。

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