2009/08/15

ラスト・ディナー

2009/05/08 19:24 Grilled Fish Was The Main Dish of Last Dinner

午後7時半少し前に声がかかり、
ゲスト全員がダイニングに集合した。
テーブルに描かれたハンマーヘッド・シャークとジンベエザメの絵には
みんなが感激して、
わざわざカメラを部屋に取りに戻る者も多かった。

メイン・ディッシュは魚のグリル。
しっかりした白身で癖のない味で、とても美味しかった。



2009/05/08 19:24 Close-Up of Mouth

誰に頼まれたか忘れてしまったが、
鋭い歯のアップをブログに載せて欲しいとリクエストされて撮った1枚。

やっと約束を果たすことができた。



2009/05/08 19:25 Typical Local Cooking: Bajiyaa(Left) and Gulha(Right)

チェーフィング・ディッシュに乗っている料理は、
船長のフセイン(Hussain)がプロデュースしたという
ヘディカ(Hedhikaa)。
ヘディカとは、モルディブの家庭やホタ(大衆食堂)で出される
ショート・イーツだ。
おかずにもなるし主食にもなるし、小腹が空いたときのおやつにもなる。


左はバジヤ(Bajiyaa)。
どこのホタ(Hotaa)でも置いてないところはないと言える
最も代表的なホタ。
ツナ、玉ねぎ、レモンなどをカレーで炒めた具を小麦粉の皮で巻いて
油で揚げてある。


右の丸いのはグラ(Gulha)という。
ツナやココナツの具を小麦粉の皮で巻いて揚げたもの。
これもカレー味。
辛さは中くらいのものから大辛までさまざま。
マーレのホタでは、フィッシュ・ボールと言っても通じる。



2009/05/08 19:25 Also Typical Cooking: Masroshi(Left) and Gulha(Right)


左にあるのはマスロシ(Masroshi)。
これも代表的なヘディカのひとつだ。
下にあるマスニ(Mashuni)をあらかじめロシ(Roshi)に巻いて
焼いたもの。

グラ(Gulha)
上にあるグラと中味は一緒だが、辛さが違った。



2009/05/08 19:25 Maldivian's Staple Food, Mashuni and Roshi

マスニ(Mashuni)は、ツナ、ココナツ、玉ねぎ、レモン、チリなどを
細かく刻んで炒めたもの。
右にあるロシ(Roshi)に包んで食す、リハ(Riha;カレー)と並ぶ
モルディブ人の主食だ。

ロシ(Roshi)
小麦粉に塩を少し混ぜて練り、薄く焼いたもの。
ちぎってリハ(カレー)と食べたり、マスニを巻いて食べる。
ごはん感覚の主食といえる。



2009/05/08 19:25 Maldivian's Soul Food: Garudhiya and Boiled Rice

そして、モルディブ人のソウル・フード、ガルディヤ(Garudhiya)。
モルディブに来たら一度は口にする観光客も多い、
というかオトさんは必ず食べる、と断言する。

要するにカツオの切り身が入ったスープだ。
ホタによっては玉ねぎやチリが入っていたりする。
これに現地人がライムと呼んでいる、スダチのような柑橘類
(フィリピンのカラマンシーと同じものとにらんでいる)
を絞って、ごはんを入れて雑炊のようにして食べる。
カツオの出汁とライムの酸味、それにピリッとした辛さが
さっぱりしていて、日本人好みだろう。

全体に量が少なめだったので、すべての皿がからっぽになり
ちょっと食べ足りなかったのが残念だ。

2 件のコメント:

  1. モルディビアンディナーですね。
    マスロシもガルディアも美味しいですよねぇ。
    私たちもあと一月足らずでこのような料理を楽しむことができそうです。
    ところでokoさんのサファリレポート読みましたか?

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  2. okoさんのmixiの記事は見ましたよ。
    病院に行ったとか・・・
    なかなか経験できることではないですね。
    オトさんも1990年に一度だけ病院(インド人医師)と
    歯医者(イギリス人歯科医)に行ったことがあります。
    その時は、モルでは病気になれないってのが
    正直な感想でした。

    歯医者では治療後見事にスクイズになって悪化したし、病院は外傷を消毒して終わりだったし。
    20年で医療もだいぶよくなったようですね。

    ところで、高Gさんはまたミリヒですよね。

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