2009/05/01 20:01 The Foyer of Grand Millennium Kuala Lumpur
モノレールを降り、ブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)の
交差点を渡るのに四苦八苦し、
歩道に敷いたシートの上に所狭しと偽ブランド時計やおもちゃを
並べて売っている、見るからに観光客相手の物売りの間をすり抜けて、
交差点から100メートルほどのグランド・ミレニアム(Grand Millennium)に
辿り着いた時には、すでに午後8時になっていた。
車寄せにはドア・マンが2人立っている。
背の高いエントランスには、
ドアを開け閉めするためだけのドア・マンが別にいる。
これは、想像していたより格式が高いぞ、
ジャケットを用意してきてよかった、
と思いながらロビーに入ると、天井の高さに圧倒された。
磨き上げられた大理石の床のホールの先にソファが並び、
門柱のように立つシャンデリアの間の階段を
あがった奥がどうやらレセプションらしい。
2009/05/01 20:13 The Reception of Grand Millennium Kuala Lumpur
ふかふかの絨毯の上を突き当りまで進むと、
マホガニーの大きなテーブルが4つ並んでいて、
コンシェルジェらしき人がそれぞれゲストとやり取りしている。
ホテルのレセプションというと、
壁のメッセージ・ボックスとカウンターというのが相場だが、
そうした見慣れた什器はここにはない。
立ったまま待っていると、ベル・ボーイにソファに案内された。
テーブルが空くと、別のベル・ボーイがそこまで導いてくれた。
ドア・マンといい、とにかく応対に隙がない。
テーブルの前の肘掛け椅子に座り、チェック・インの手続きをすませると
クラークがベル・ボーイを呼び寄せようとしてくれたが、
荷物がないので案内はいらないと断ると、
エレベーター・ホールの位置を教えてくれた。
2009/05/01 20:14 The Lift Hall on the Grand Floor
クラークの女性は、エレベーターとは言わずリフトと言った。
この国では、英国の慣習が行き渡っている。
エレベーター・ホールも、
ふかふかの絨毯と鏡のように磨き上げられた壁、暗めの間接照明、
濃い目のシックな色使いで、格調が高い。
朝食付きで1人5,000円を切る価格で泊まれるのだから、
いい選択をした。
モルディブサファリに行く人が、よくもまぁジャケットをお持ちでした!!。確かに、クアラルンプール市内では、シティホテルの服装はそれなりであるべきだ!、と思いますよねぇ。でも、モルディブリゾートの行き帰りに立ち寄る場所での服装をどの程度までこだわるか、は、自分の旅に対する思い入れの度合いによって変わりますね。
返信削除私は、オトさんのようにジャケットまでは着ませんが、滞在するホテルの格調には合わせる様に、最低限のお客側マナーを意識しています。
高Gさん
返信削除Grand Millenniumは、サイトで見て思っていたよりシックなホテルでした。
オトさんは自分でドレスコードを決めていて、昼間は短パンやパレオにTシャツでも、
ディナーのときは、リゾートでもサファリでもスラックスと襟付きのシャツに着替えます。
だから、荷物が増えてしまうんですが・・・